ガールズバーは昼でも遊べる!?夜以外の時間帯で営業しているお店の特徴を解説!
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夜のお店のイメージが強いガールズバーですが、実は朝や昼の早い時間帯から遊べるお店もたくさんあります。
「今日は明るいうちからパーッと盛り上がりたいな……」と考える人にとって、昼営業のガールズバーはピッタリといえますよ。
今回は、夜以外の時間帯に営業しているガールズバーの特徴について詳しく解説します。
営業形態や客層、遊びに行く際の注意点などをしっかりと理解した上で、楽しく昼営業のガールズバーで盛り上がりましょう!
この記事を読めばわかること
- ガールズバーの営業形態についてわかる
- 昼営業のガールズバーの特徴がわかる
- 昼営業のガールズバーの注意点がわかる
一般的なガールズバーは夜から朝にかけて営業している
一般的なガールズバーは、 19時前後から翌朝5時前後までの時間帯に営業 することが多いです。
ただし、これはあくまでも一般的なケースであり、お店によっては朝や昼から営業を始めたり日付が変わる前にクローズしてしまったりする場合も。
ガールズバーはキャバクラやラウンジなどと比較すると営業時間が長い傾向にあります。
客側としては時間を気にせずゆっくりとお酒を楽しんだり、始発まで時間を潰したりしたい場合に嬉しい選択肢といえるでしょう。
余談ではありますが、学生や副業をしている女の子にとっても営業時間の長いガールズバーはピッタリなのです。
ガールズバーがこうした長時間営業ができるのは、一般的な飲食店と同じ様な営業形態を取っているからこそ。
キャバクラやラウンジなど営業形態が異なっていることに留意しておいてください!
ガールズバーが朝まで営業できるのはなぜ?キャバクラとの違いは?
ガールズバーが朝まで営業できるのには、以下のような理由があります。
併せて、キャバクラとの違いを理解しておくことでより安全にガールズバーでのひと時を楽しめますので、それぞれについてチェックしておきましょう。
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ガールズバーは飲食店
「ガールズバーもキャバクラも同じようなものでしょ?」と考える人もいますが、実はガールズバーは一般的なカフェや居酒屋と同じ飲食店という扱いになるお店がほとんどです。
飲食店として営業するには《飲食店営業許可》を取得するとともに、もし午前0時から6時までの時間帯にお酒を提供したいのであれば、特定の届出を出さなければなりません。
そして、ガールズバーも上記の流れで営業許可を取得する必要があります。
ただし、接待行為が認められているガールズバーの場合は上記の内容は当てはまらず、深夜0時以降(地域によっては深夜1時以降)の営業もできません。
後ほど詳しく解説しますが、接待行為と深夜営業を両立してお店を開くことは原則できないのです。
キャバクラは風俗営業
夜のお店として多くの人に愛されるキャバクラですが、営業するためには《風俗営業1号許可 》を取得しなければなりません。
これは、いわゆる風営法に基づく営業許可で、1号ではキャバクラやラウンジ、2号では店内照度が10ルクス以下のカフェやバー、3号では個室居酒屋やインターネットカフェといった幅広いお店が対象となっています。
風俗営業1号許可を取得したお店は、特定のお客さんと長時間にわたって談笑する、一緒にカラオケを歌うなどの《接待行為》の提供が認められ、キャストとより近い距離感でサービスを楽しめるのがメリット。
ただし、この場合は風営法によって、午前0時(一部の地域では午前1時)から6時までの営業が制限されることとなります。
また、接待行為と深夜の酒類提供を両立しながらの営業は原則として認められていません。
キャバクラが日付を超えて営業ができないのには法律上の理由があるからなので、0時以降もサービスを提供しているお店には足を運ばないように気を付けましょう。
ガールズバーの中でも深夜営業ができる店とできない店がある?
幅広い時間帯での営業が認められるガールズバーですが、お店によっては深夜のサービス提供ができない場合があります。
何気なく立ち寄ったガールズバーが実は違法店でトラブルに巻き込まれてしまった……という事例も多く報告されており、しっかりとサービス内容を見極めてお店を選ぶことが大切です。
「接待」をするお店は風俗営業とみなされて深夜営業ができない
前述したように、接待行為を提供するお店の場合は特定の許可証を取得する必要があり、午前0時(地域によっては1時)から6時までの営業が制限されます。
ここでいう《接待行為》は以下のようなもので、キャバクラをはじめとした夜のお店では日常的に見られる行為ばかりです。
・お客さんの隣に座ってお酌をする ・特定のお客さんと長時間にわたって談笑する ・お客さんとダーツやゲームで遊ぶ ・お客さんとデュエットを楽しんだり合いの手を入れたりする ・お客さんの手を握る、体を密着させるなど必要以上のスキンシップをとる ・お客さんと営業用に連絡先を交換する |
もちろん、ガールズバーであっても風営法に基づく営業許可を取得し、日付が変わる前にクローズするお店であればこうしたサービスを提供しても問題ありません◎
一方で、一般的な飲食店営業許可を取得している、かつ深夜営業の届出をしているガールズバーでは、0時以降も営業できる代わりに上記のような接待行為は認められていないので注意が必要です。
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接待しているのに深夜営業をしているお店には近寄らない
お客さんに対して接待行為をしているにもかかわらず深夜営業をしているガールズバーは 違法営業店 です!
深夜0時以降も「女の子と一緒にお酒を飲みながらカラオケを楽しみたい」「お酌をしてもらったり近い距離感でキャストと盛り上がったりしたい」といった
気持ちは十分に理解できますが、そうしたガールズバーで遊んでしまうとぼったくりの被害に遭う危険性もあります。
また、近年では違法ガールズバーの摘発が話題になることも多く、運悪くその場に居合わせてしまうと警察から事情聴取を受けるといったリスクもあります。
風営法を守らない悪質なガールズバーに足を運ぶとさまざまなトラブルに巻き込まれることが考えられるため、しっかりと見極めるようにしましょう!
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ガールズバーの閉店時間は厳密には決まっていない?
ここまで読んで、どのようなサービスを提供するかによって、深夜0時を過ぎても営業できるか否かが変わってくることはご理解いただけたかと思います。
一方で、深夜営業が認められているお店であっても状況によっては早めにクローズする場合も多いです。
ここからは、ガールズバーの閉店時間にまつわるイレギュラーな対応やエピソードをご紹介します。
客入りの状態によって早めに店を閉めてしまう場合がある
ガールズバーだけに限らずキャバクラやスナックなどの夜のお店では、客入りが悪い場合に早めに営業を終える場合があります。
これは、お客さんがいないにもかかわらずお店を開けていると、人件費や光熱費などの経費がかさんでしまうからです。
また、お店によっては、週末や繁忙期以外は日付が変わる前にクローズしてしまうことも。
気になるガールズバーで確実に遊びたいのであれば、事前に営業状況を確認したり来店前に電話を一本入れたりするのがおすすめです◎
閉店時間の《LAST》表記は閉店時間の明記を避ける目的がある
ガールズバーの中には、閉店時間を《LAST》と表記するお店も一定数見受けられます。
これには、 《その日の営業状況によって早めにクローズする可能性があるため、具体的な閉店時間を明記しない》 といった理由があります。
客側としては、朝5時まで開いていると思って遊びに行ったのにお店が閉まっていたらガッカリしますし、どうして営業していないんだとクレームを入れたくなるかもしれませんね。
悔しい思いをしないためにも、ガールズバーに遊びに行く際は、事前にお店のSNSをチェックしたり電話をしたりするなどして、お店が開いているかを確認しておくと安心です。
ちなみに、お客さんに対して接待行為を行う深夜0時以降の営業が認められていないガールズバーも、閉店時間を「LAST」と表記する場合が多いです。
本来は日付が変わる前にクローズする必要がありますが、閉店時間を誤魔化して営業を続けるためにこうした手法が取られることもあります。
昼間(または朝)から営業しているガールズバーもある
ガールズバーといえば夜のお店というイメージを持つ人が多いですが、一部の店舗では昼間や朝などの早い時間帯から営業しています。
「今日はせっかくの休みだし朝からお酒を飲みたいな……」「仕事の都合で夜は時間を作るのが難しいし、どこか昼間から女の子と盛り上がれるお店ってないのかな?」という人にとっては、こうしたガールズバーは嬉しい存在ですよね!
ただし、多くのガールズバーにとっての書き入れ時は夜です。
昼間にオープンしているお店は、その時間帯でも多くの人で賑わっていて、ある程度の来客数や集客が見込める地域にあります。
そのため、昼間や朝などの早い時間帯から遊びに行けるガールズバーは限られたエリアにしかないという点には注意が必要です!
ガールズバーの昼営業が行われている地域
ガールズバーの昼営業が行われている地域としては、たとえば都内であれば 新宿・渋谷・池袋・六本木 などの若者向けの街や、 錦糸町・上野・中野・吉祥寺・蒲田 といった歓楽街が挙げられます。
その他のエリアだと、 横浜・川崎・千葉・名古屋・大阪・中洲 などでも昼営業のガールズバーが人気を集めています!
最寄りの歓楽街でお気に入りのお店を探してみたり、旅行の際に全国各地のガールズバーへ遊びに行ったりするのもおすすめですよ◎
昼営業のガールズバーの特徴
ここからは、昼営業のガールズバーの特徴を解説します!
「昼と夜でサービス内容に違いってあるの?」「実際に昼営業のガールズバーを利用するのってどんな人達が多いの?」そんな疑問を持つあなたは要チェックです!
サービス内容は夜の通常営業と変わらない
昼営業のガールズバーは、サービス内容そのものは夜の通常営業と変わらず、 グラスを片手に女の子と一緒に会話を楽しめます。
休日出勤や夜勤明けなど、日中からパーっとお酒を飲みたい人にとって憩いの空間となることでしょう。
ただし、いくら明るい時間帯とはいえお酒を飲むのであれば、自動車はもちろん自転車の運転もしてはいけません。
また、酔った勢いで他のお客さんや通行人に絡む、飲み過ぎて路上や公共交通機関内で吐いてしまうといった行為も言語道断です。
夜に営業するお店と同様に、しっかりとルールやマナーを守った上でガールズバーを楽しみましょう!
夜では見かけないタイプのお客さんたちが集まる
昼営業のガールズバーは、夜間とは異なるタイプのお客さんがたくさん集まります。
具体的にいえば、土木関係や工場勤務の人・介護士・看護師・医師などの夜間勤務者・ホストやバーテンダーなどの同業者・比較的時間に余裕のある自営業者やリタイア後の年配のお客さんなどです。
また、休日の早い時間帯から女の子とお酒を飲みたいという人にとっても昼営業のガールズバーは選択肢のひとつとなります。
たとえば、歌舞伎町などの歓楽街では、一軒目、二軒目を昼営業のガールズバーで遊んだ後にキャバクラへ足を運ぶといった遊び方も楽しめます。
こうしたエリアでは夜の時間帯に負けず劣らず多くのお客さんで賑わっているので、ガールズバーならではの楽しいひと時を過ごせますよ!
昼営業のガールズバーの注意点
多くの魅力がある昼営業のガールズバーですが、実際に利用する際は注意点がいくつかあります。
「せっかく遊びに行ったのに楽しめなかった……」と後悔することがないように、以下の3つのポイントを押さえておきましょう!
お店が少ない
昼営業のガールズバーは夜に比べると十分な集客や利益を見込めないため、まだまだ店舗数が少なくマイナーな存在というのが現状です。
また、お店があるのも都会の繁華街や観光地などのエリアが中心となるため、地方には昼営業をしているガールズバー自体がないといったケースも珍しくありません。
最寄りに昼営業のガールズバーがない場合は、出張や旅行などのタイミングに合わせて利用してみるのがおすすめです!
夜に比べて女の子が少ない
昼営業のガールズバーは、夜に比べるとキャストの数が少ないという点にも注意が必要です。
理由としては、夜に比べてお客さんの数があまり多くないためドリンクバックでの稼ぎが見込みにくく、お客さんがいないと時給そのものが支払われない(待機扱いになる)こともあるからです。
また、後述しますが、昼営業のガールズバーで働くキャストは、お客さんに対してあまりガツガツとした営業や過剰なサービスを提供しない傾向にあります。
これは、《コンビニやファミレスなどの一般的なアルバイトよりも割の良い条件で日中に働きたい》《ナイトワークに興味はあるものの夜働くことに抵抗がある》《家事や育児の合間に効率良く稼ぎたい》と考える女の子が多いためで、夜と比較すると在籍するキャストの雰囲気がガラリと変わることも珍しくありません。
サービス面に物足りなさを感じる場合がある
昼営業のガールズバーで中心となって働くのは、学生やフリーター、子持ちの主婦といった層です。
厳しいノルマを設定されることがあまりないため、夜営業のガールズバーやキャバクラなどに比べてキャスト達がガツガツしない傾向にあり、人によってはサービス面に物足りなさを感じてしまうことも。
日中からゆるい雰囲気で女の子とお酒を飲みたい、肩肘を張らずにリラックスしながらおしゃべりを楽しみたいくらいの気持ちで遊びに行くのが良いでしょう。
まとめ|ガールズバーの昼営業は夜の通常営業とは違った雰囲気や魅力がある!気軽に遊びに行ってみよう!
ガールズバーの昼営業は、夜の通常営業とは違った雰囲気や魅力がたくさんあります。
明るい時間帯から女の子と一緒に飲むお酒は格別の味わいとなりますし、夜間とは異なるタイプのお客さん同士でワイワイと開放的なひと時を過ごせるのも魅力のひとつです。
夜遊びに慣れている人はもちろん、これからガールズバーを利用してみたいと考える初心者の方も安心して楽しめること間違いなしですよ!
気になるお店があれば気軽に遊びに行ってみましょう!