ラウンジとは?キャバクラとの違いや料金システム・相場を解説

公開日: 2024年2月29日 最終更新: 2024年3月1日

ラウンジとは?キャバクラとの違いや料金システム・相場を解説

「ラウンジってどんなお店なの?」
「ラウンジとキャバクラやスナックは何が違うの?」
「ラウンジの料金システムが知りたい」

 

普段、ナイトレジャーを楽しんでいる方の中には、そろそろ高級店にも行ってみたい!とお思いになった方も多いのではないでしょうか。

 

ナイトレジャーにおける高級店といえばラウンジが思い浮かびます。

しかし、ラウンジについて実際のところどんなお店なのか、料金システム、他のお店との違いなどについて正しく把握している人は意外と少ないです。

 

そこで今回はラウンジのお店の雰囲気や楽しみ方、予算、キャバクラやスナックとの違いを徹底解説していきます。

この記事を読めば、ラウンジについての基本知識が身につくため、初めてでも安心してラウンジを楽しむことができるでしょう。

ラウンジに興味がある人やラウンジに行ってみたいと思っている人はぜひ参考にしてください!

この記事を読めばわかること

  • ラウンジについて基本的なことがわかる
  • ラウンジの料金システムがわかる
  • ラウンジとキャバクラやスナックの違いがわかる

ラウンジとはどんなところ?

ラウンジの特徴は主に下記の3つです。

ラウンジの特徴

  • ラウンジは複数の女性キャストと飲むスタイルの飲み屋
  • 営業時間は深夜0時もしくは深夜1時まで
  • お客は年齢層が高めのVIP層が多い

ラウンジは複数の女性キャストと飲むスタイルの飲み屋

ラウンジとは、落ち着いた雰囲気の中で複数の女性キャストと飲むスタイルのお店です。

 

ラウンジはキャバクラなどと同じナイトレジャーのひとつですが、他の業種と比べると比較的高級なお店が多いのが特徴です。

在籍しているキャストはガールズバーやキャバクラより年齢が高めで、落ち着いた雰囲気の女性が多い傾向があります。

 

高級感のある空間で複数の女性とゆったり優雅にお酒を飲みたい!といった方にピッタリのお店といえるでしょう。

営業時間は深夜0時もしくは深夜1時まで

ラウンジの営業時間は風営法によって厳しく規制されているため、原則として深夜0時までの営業となっています。

 

キャバクラなどと同様にラウンジも風営法における「接待」を行っています。

接待を行うお店は深夜営業ができないという取り決めになっているため、ラウンジは深夜0時には閉まってしまいます。

 

ただし、地域によっては条例によって、深夜1時までの営業が認められているケースもあります。

遅い時間に遊びに行く予定の方は、予めお店に確認しておくと安心です。

お客は年齢が高めのVIP層が多い

ラウンジは高級な飲み屋であるため、ガールズバーやキャバクラなどと比較すると、一般的にお客の年齢層は高めです。

 

また、ラウンジはサラリーマンの接待の場として利用されることが多いため、いわゆるVIPと呼ばれるお客が多い傾向にあります。

中には完全会員制のラウンジもあり、会員制の場合は客単価も高く、芸能人や社長などの高収入または社会的地位のある客層がメインになっています。

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ラウンジの楽しみ方とは?

ラウンジの概略について知ったところで、では具体的にどのように楽しめばいいのかについても解説しましょう。

ラウンジを楽しむためのポイントは以下の4つです。

ラウンジを楽しむためのポイント

  • 高級な雰囲気の中ゆっくりとお酒を楽しむ
  • テーブルについてくれた複数の女性と会話する
  • 接待での利用にも最適!
  • お金に余裕がない人には向かない

高級な雰囲気の中ゆっくりとお酒を楽しむ

ラウンジの最大の楽しみといえば、その高級な雰囲気です。

シックで落ち着いた内装をしているお店が多く、席に着いただけでゆったりとくつろげるような空間が演出されています。

 

そんな高級な雰囲気の中でお酒を嗜めば、大人の男性としての時間を楽しめることでしょう。

テーブルについてくれた複数の女性と会話する

ラウンジの特徴は複数の女性が接客してくれるという点です。

つまり、ハーレムのような状態で色々な女性とお話をすることができます。

 

ラウンジに勤めている女性は全員レベルが高く、お店を取り仕切るママの教育もあって上品で聡明な人ばかりです。

普通のキャバクラ店などに飽きてしまった人でも新鮮な気持ちで楽しむことができるでしょう。

接待での利用にも最適!

「上品で落ち着いた高級な雰囲気でお酒を飲める」

「キャストの質が高く複数の女性が接待してくれる」

 

このような特徴から、クラブは会社の接待の場面で使われることも多いです。

 

取引先の人をナイトレジャー店でおもてなししたいとお考えの方で、ワイワイガヤガヤした雰囲気を避けたい場合には、ラウンジを利用することで相手方に良い印象を与えられるでしょう。

お金に余裕がない人には向かない

ラウンジを楽しむ際の注意点としては、料金が挙げられます。

 

詳しくは後述しますが、ラウンジはナイトレジャーの中でも高級店に分類されるため、1回の来店で一人当たり数万円以上かかるのが普通です。

また、全体のゆったりとした雰囲気の観点から言っても、お金を気にする人にはあまり向かないお店だと言えます。

 

お金に余裕のない人は利用を避けた方が無難と言えるでしょう。

ラウンジの料金システムを解説|費目ごとの相場は?

ここでは、ラウンジの料金相場と料金システムを費目ごとに分かりやすく解説していきます。
 
ラウンジに行く際の予算の参考にしてくださいね!

【結論】ラウンジの料金相場は1回5万円~10万円程度

ラウンジの料金相場は、1回の来店で、5万円から10万円程度が目安です。

 

ラウンジに初めて来店する際は、余裕を持ってお金を用意しておきましょう。

 

ラウンジでかかる費目は下記の通りです。

それぞれが何にかかる料金なのか解説しつつ、相場についても具体的に説明していきます。

ラウンジの費目

  • フロア料・個室料
  • ドリンク代・フード代
  • キャスト女性へのドリンク代
  • 指名料・同伴料
  • 延長料
  • サービス料・TAX
  • 会員登録料

費目①|フロア料・個室料

ラウンジでは基本料金としてフロア料が発生します。

フロア料は「時間あたりいくら」という形で設定されており、相場としては60分1万円~2万円程度です。

 

ラウンジは接待で使われることも多い関係で、個室を設けているお店が多いです。

個室の利用時にはフロア料が割高になり、プラス数千円の値段が加算されます。

お店によっては、さらにチャージ料が加算される場合もあるでしょう。チャージ料は1人ずつではなく1グループあたりいくらといった形で設定されおり、相場は数万円程度です。

費目②|ドリンク代・フード代

ラウンジでは飲み放題がセットになっていないお店が多いです。そのため、ドリンクは別途購入する必要があります。

 

ドリンクは、ボトルで購入する場合、頼むお酒の種類によってピンキリですが数千円~数十万円となります。

ボトルはお客個人のものとしてキープされ、中身を飲み干せなかった場合には次回来店時まで保管されます。

なお、シャンパンやワインなど開封したら酸化してしまうお酒はキープすることはできません。

 

さらに、おつまみ等のフードを頼んだ場合には、この料金も支払う必要があります。

費目③|キャスト女性へのドリンク代

キャストにもドリンクを奢るのがラウンジを利用する際のマナーです。

 

ボトルを注文してそれをキャストに振る舞うといった方法のほか、キャストの分のドリンクをショットで頼むこともできます。

ショットで頼んだ場合のドリンク代の相場は、数千円程度となるでしょう。

費目④|指名料・同伴料

誰か特定のキャストの女の子と飲みたい!といった場合には、女の子の指名料を払う必要があります。

相場は1時間3,000円〜1万円程度です。

 

一方でラウンジによっては同伴サービスが提供されていることもあります。

同伴は、ラウンジ嬢と店外で時間を共にできるというシステムで、具体的な料金は店舗によって異なりますが、相場は1時間3,000円〜1万円程度。

加えて店外デートの料金はすべてお客持ちとなります。

 

ラウンジによっては同伴サービスを提供していないので、事前にキャストとお店に相談しておきましょう。

費目⑤|延長料金

ラウンジの延長料金とは、時間を超えて店内で過ごした場合に発生する追加料金のことで、30分の延長につき5,000円~1万円程度が相場です。

ラウンジによっては終了時間が迫ってきたときに確認などが行われず、自動延長されてしまうお店もあるため注意しましょう。

費目⑥|サービス料・TAX

ラウンジでは、サービス料とTAXを総額の20%〜40%程度に設定しているところが多いため、予算オーバーにならないように注意しましょう。

 

また、ラウンジでクレジットカード支払いする場合は、手数料分サービス料が増額されてしまうことが多いです。

あらかじめ現金を用意しておくと安心でしょう。

費目⑦|会員登録料

会員制のラウンジの場合、入会金がかかります。

相場としては1万円ですが、店舗や立地によっては年会費が無いラウンジや相場より高い金額を設定しているお店もあるためよく確認しましょう。

ラウンジとキャバクラ、スナックの違いとは?

ラウンジに行ってみたいとお考えの方の中には、キャバクラやスナックと何が違うのか気になっている方もいるかもしれません。

ラウンジとキャバクラ、スナックの違いをそれぞれ分かりやすく解説していきます。

ラウンジとキャバクラとの違い

ラウンジとキャバクラは下記の主な違いは下記2点です。

それぞれ解説していきます。

ラウンジとキャバクラの違い

  • 接客方法
  • 「ママ」の有無

接客方法

ラウンジとキャバクラではまず、接客方法に大きな違いがあります。

 

ラウンジは、複数の女性キャストがついて接客をしてくれます。そのため、高級感のある雰囲気の中でキャスト全員と楽しむ雰囲気があります。

 

一方、キャバクラは基本的に1人のお客に1人のキャストがついて、お酒を作ったり会話を盛り上げたりするため、特定のキャストを目当てに疑似恋愛を楽しむお客が多いです。

「ママ」の有無

ラウンジにはお店を取り仕切る「ママ」がいますが、キャバクラにはママがいません。

ラウンジのママは、接客の他にもラウンジの経営や女性スタッフの教育などを担当し、店全体の運営に深く関わっています。

そのため、ラウンジはママの人柄や接客スタイルによって店の雰囲気が大きく左右されます。

 

キャバクラでは、ボーイがキャストの教育を担当し、経営は店長や社長がおこなう形態が一般的です。

 

ラウンジはお店全体でおもてなしをして、キャバクラはテーブルに着いたキャバ嬢一人ひとりがおもてなしをする、といったイメージの違いがあります。

ラウンジとスナックの違い

ラウンジとスナックは下記の2つが大きく異なります。

それぞれ解説していきます!

ラウンジとスナックの違い

  • 価格帯
  • 接客方法

価格帯

ラウンジとスナックの違いのひとつは価格帯です。

 

ラウンジは高級感のある空間で、複数の女性の接待を受けながらお酒を楽しめます。

ナイトレジャーの中でも高級店に分類され、価格帯も先述の通り数万円以上かかるのが通常です。

 

一方、スナックはママを中心に小さな店内でカウンター越しにお酒を飲むスタイルで、アットホームな雰囲気が特徴です。

スナックの予算は1万円程度が相場で、ラウンジと比較すると金額は低めと言えるでしょう。

接客方法

キャバクラとラウンジで接客方法に違いがあったように、スナックとラウンジも接客方法が異なります。

 

ラウンジでは、複数人のキャストがお客の隣に座って接客にあたります。

 

一方でスナックは、ママやキャストがカウンター越しに接客をおこないます。

お店自体もこじんまりとしており、アットホームな雰囲気で飲むことができます。

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まとめ

今回はラウンジについて解説しました。

 

ラウンジは複数の女性キャストと飲むスタイルのお店です。

高級な雰囲気の中ゆったりとお酒を楽しめることから、個人での利用はもちろんのこと接待での利用にも向いています。

 

キャバクラはワイワイガヤガヤとした雰囲気の中、キャストとの疑似恋愛を楽しむといった趣があります。

一方で、ラウンジはゆったりとした雰囲気の中、複数の女性と会話しながらお酒を飲みます。

接客方法などに違いがあるため、自分のニーズに合うのはどちらなのかよく調べてから利用してください。

 

また、ラウンジは高級店に分類されるため、予算には余裕をもっていくようにしましょう。

1回の来店で数万円以上かかるほか、高いボトルを開けた場合には数十万円の支払いになる可能性もあります。

 

お金に余裕があり、スマートで大人なナイトレジャーを楽しみたいと思っている方にはピッタリなので、ぜひ利用してみてください。